こんにちは。ザキと申します。閲覧くださりありがとうございます!
本日も、『プランタン』に行ってまいりました。
大阪府泉大津市の、プランタン珈琲商会です。
さっそくに申し上げてしまいますが、最高でした。
家からそう遠くなければ、毎週どころか、毎日のように通いたかったです。

お店は、泉大津駅より100mほどのところにあります。
訪れたのは、10時半くらいのことでした。
ドアを開けると、すぐ、いらっしゃいませと声をかけてくださいます。
そのまま丁寧に座席まで案内していただきました。
お冷もぱっと持ってきてくださって、ブレンドをお願いします。
ひと息ついて、ほどほどに、きょろきょろと店内を見渡します。
すぐそばの棚。並ぶおもちゃと人形。
よく見ると、そういう壁紙なのか、うっすらとした様々な人々の記事や写真のようなもので構成されている目の前の壁。
まさに、遊び心満載というもので、心躍ります。
おしゃれ、というより、洒落ている、といった印象です。
そうして、入口の方からは、いかにもな大阪のおっちゃんの話し声が、お店の奥からは若い女性の声が響いてきます。
店内はにぎやか。楽しい雰囲気で満ちています。
当然ながら、パーソナルなスペースはしっかりとあり、内装もレトロで、落ち着けます。
ただ、あちこち眺めてから頭を回転させますと、落ち着けるわりに、お店は意外に広いことが察せられました。
おそらくは、座席のレイアウトが計算されつくしたものなのでしょう。
空間の使い方が巧みで、小物類もユーモア抜群。
店内の雰囲気作りに関しての、すさまじいまでのセンスの良さに、畏敬の念を覚えます。

趣味の良さに感動しているうちに、珈琲が運ばれてきました。
座っていても、香ばしさは漂ってきます。
さらに、(このパターンもあるんか・・・・・・)となったのですが、酸味のようなものも、かすかに感じられました。
一口含んで、案の定、酸味が瞬く間に広がってゆきます。
非常に、鮮やかでフルーティーです。
ラズベリーの甘酸っぱさの、その甘さをすこし抑える代わりに、爽やかな酸味を加えたものがイメージされます。
苦味は、たいへん優しいです。
心地よく豊かな余韻が、続きます。
これはもう、デザート足り得る。
気づけば、置いたカップをじっと見ていました。
それから、テーブルの端のメニュー表の存在にも、はたと気づきました。
17種類。
プランタン珈琲商会では、それだけのパターンの中から、珈琲をいただけます。
なお、「商会」とありますように、淹れていただくだけでなく、豆の販売もされています。
実際、銘柄を目で追っている際も、豆のお客さーん、ブレンド300、といった声が聞こえてきたくらいです。
そうして、お客さんはつぎつぎにいらっしゃいます。
惜しみつつ、クリアで味わい深い酸味を楽しんで。
満たされに満たされた気分で、席を立ちます。
やはり、店員さんがぱっと応対してくださいます。
そして、伝票を見ていなかったのですが。
350円。
お会計の際にそう告げられて、手はお財布へ動きながら、信じがたく尋常でない衝撃を受けました。
500円でお釣りをいただけるとは、ほんのすこしも予想しておりませんでした。
何か化かされているような、妙な心持ちを覚えてしまいました。
例のごとく、早口で、おいしかったですと、今回は二度も言ってしまいます。
お店を出て、駅もすぐ。
大阪府泉大津市の、プランタン珈琲商会。
抜群に、印象深いお店です。
最高でした。
本当に、どうか一度、お訪ねいただきたいです。