こんにちは。ザキと申します。閲覧くださりありがとうございます!

本日もすてきな珈琲をいただけましたので、ご紹介いたします。

今回は、cafe mizuiroに行ってまいりました。

cafe mizuiro(@cafe_mizuiro) • Instagram写真と動画

お店は大阪の中崎町駅の2番出口から、300m弱のところにあります。

ここで、ご注意いただきたいことがございます。

2025年8月8日現在、グーグルマップ上に表示されているところには、お店はありません。

2025年の2月8日に、お店を移転されたのですが、情報の更新がまだされていないためです。

マップ上の旧cafe mizuiroを右手に、その通りへは曲がらず、右手にしたまますこし直進すると、あります。

訪れたのは11時ごろでした。

店内はコンパクトな印象で、一人でほっとするのにおすすめな、落ち着いた雰囲気です。

平日の、それもお昼には早い時間ということもあり、ちょうどお客さんがいないタイミングでした。

席につき、ブレンドをお願いすると、ホットかアイスか、そして煎り具合をどうするか尋ねられます。

ホットで、深煎りとお答えしました。

それから、気さくに話しかけてくださったので、大変楽しく、珈琲の完成を待てました。

前述いたしましたが、グーグルマップ上ではあるはずのお店が、そこには無い状態です。

つい、戸惑いながら周辺をうろつき、偶然にお店に辿り着けたことを口走ってしまいました。

すると、返ってきたのは驚くほどの笑顔と、感謝の言葉でした。

お店を見つけられて、よかった。

頭に浮かんだことはそれだけでした。

今日が本当にちょうど、移転して半年の記念日だということをうかがったのも、このときです。

そもそも、今回このcafe mizuiroが気になったのは、そのお店の名前のためです。

つまるところ、恐縮なのですが、珈琲は関係なく、単に青系の色が好きだからということで、参りました。

しかし、そのためよけいに、勝手ながら、ご縁を感じずにはいられませんでした。

必ず、また来させてもらいます。

そうこうして、肝心の珈琲です。

一口含むと、即座に深煎りらしい香ばしさが鼻を抜けていきます。

一瞬のうちに、気持ちが落ち着きます。

口の中に広がるのは、やはり力強い苦さです。

とはいえ、苦いだけでは当然なく、背後に立って引き立てるような役割を担う味が、いくらか感じられました。

なのですが、訓練不足で申し訳ございません。果物などに具体的に例えられるほどは、捉えられませんでした。

やむなく嚥下して、コップに再び口をつけようとしたところで、気づけば、手が止まっていました。

長く長く続く、豊かな余韻。

以前に好んで飲んでいたものは、同じ深煎りながら後味がすっきりとしていたため、なおのこと衝撃的でした。

店内が混み合っていなかったことに、感謝しかありません。

隠れ家のようなカフェを独り占めして、ひたすら珈琲に集中して。

ただただ幸福なひと時でした。

ぼうっとした気分で飲み干して、席を立ちます。

お会計をしながら、マスターと最後に一言二言お話しします。

そして、当たり前のこととして、美味しかったことをお伝えすると、うれしい、うれしい、と笑ってくださいました。